Rees Dart Track 20170603-04|NZ TREKKING

ニュージーランド 冒険記 001

2017/06/03-04 [Rees Dart Track]

 

ニュージーランドでの初めてのトレッキング

友達といったパブで出会った友達の友達が誘ってくれて初のトレッキングが

一泊のトランピングという、私にとってはハードル高め

ニュージーランドではトレッキングの整備がものすごくされており、長いトレッキングコースを何日もかけて山小屋に泊まりながら歩くことをトランピングと呼ぶ)

クッカーは友達に借りるとして、最低限のトレッキングシューズとウィンドシェルは購入

ホームステイのママがトランピング愛の半端ない方だったので、ザックやらスリーピングバックやら借りた

DOCにて一応情報収集と、あとはお天気予報とにらめっこ

 

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朝9時クイーンズタウンを出発しグレノーキーへ約1時間のドライブ

道中は湖沿いを、本当に湖の形に合わせた道路を通るので

危うく車酔いするところだった…

 

10時スタート地点の駐車場に到着

簡易トイレで用を済ませてトレッキング開始

歩き始めて早々目の前に広がるのは、

左右に広がる切り立った山

標高の高いところには氷河か雪かわからないが白いものが

その間を流れるRees River

自分の人生史上で確実に一番スケールの大きい景色だ

薄く広がっていた雲も

気温の上昇とともに消えて

遮るものがない平野を川や湿地を避けながら進む

途中、平野の遠くの方に野生の鹿を発見

こちらを見つめる鹿と、無言で見守る人間の集団の間に流れる空気が

この世界に私たちとこの鹿しかいないんじゃないだろうか

という錯覚を起こした

 

 

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平野を4時間ほど歩ききったところで

原生林の生い茂る森の中のトラックへ進む

左手にそびえる氷河を抱いた山脈からは何本もの川が流れており

その川を岩の上を飛びながら3つ渡ると

今夜泊まる山小屋(hut)が右手に見えてきた

 

 

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シーズンオフなのでhut内には薪や常駐スタッフなどはいない

私たちより先に来ていたハンター二人が早くも夕ご飯の準備をしていた

ジュジュfromチェコがせっせと薪を集めている

本業は大工なのでノコギリ仕事が様になっている

 

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Muddy Crrek carparkがスタート地点

さらにDart Hutという方向へ進むこともできる

ここから先は標高がぐんと上がるようだ

 

 

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小屋に着いたのが16:00 

日没にはまだ早いが太陽は谷の底には届かないので凍える寒さ

総行動時間は6h

歩行距離は約20kmになる

標高差は約300mの難易度低め

だがだらだらと平野を歩いた分足がだるくなった

三人娘fromチェコは最後の方は寒さと疲れで顔が死んでいた

 

人生初の山小屋料理はピーターfromチェコのクッカーを借り

街で仕入れ辛ラーメンとハムを煮込んだ

”偽チャーシュー担々麺”

なぜヌードルにハムを入れているんだと不思議がられたので

ジャパニーズスタイルだ!と胸を張って言ってやった

ごめんなさい日本人の皆様…

 

8:00PM チェコガールの彼氏が遅れて到着

日が暮れて3時間ほど経っているのだから

真っ暗闇の中を川を三つも渡ってきたこやつは一体何者だ!

という視線を向けるも、いたって普通のことらしい(チェコ人恐るべし)

 

 

メインのハット以外に二棟独立したハットがあったのだが

火があるメインハットで就寝

バンクベット(二段ベット)にはベットマットがひいてあるので

寝袋を適当に敷いて雑魚寝

ニュージーランドの秋は初体験だったが

北海道の冬がゲキサムだったのは体が覚えているので

真冬用タイツ+ダウンパンツ+ダウンジャケット×2(怖がりすぎ)

暑すぎて夜中にもぞもぞ起きてダウン脱ぎました

 

翌朝7時に携帯のアラームが鳴り響きみなさんを強制的に起こしてしまったのは

日本人の私です、チェコ人ごめんなさい

 

8時頃には深い渓谷の底にも日光が届き始める

前日食べる予定だったハムサンドイッチにバター塗ったくってコーヒーで流し込み

氷河を抱く山をバックに記念撮影して帰路につく

健脚組3名はこの先のDart Hutへとさらに標高をあげるそうだ

 

 

ハンターに

”川に落ちたら最悪だから死ぬ気で渡れ”

と脅され

凍える足を慎重に運びながら渡る

私は足の指を負傷したらしいポーラfromチェコを含めた3人と行動

ほとんど凍っている川を滑らないように渡る

もののけの森は木漏れ日が苔に反射していつまでも歩いていけそうだ

 

森を抜け平野にたどり着いたところでハンターに追いつかれる

それもそのはずだ

私たちが湿地や川を迂回して歩いているところを

ハンターはザブザブと豪快に渡っていくのである

リュックには羊の頭をぶら下げて

そのあとは追いついたり追いつかれたりを繰り返しながら

川辺で一緒にお昼休憩をとる

水は足りてるか?飯食うか?と気さくすぎるハンター

の横には羊の頭(こっち見てる気がする)

 

結局途中からハンターの車の荷台に乗せてもらうことに

もちろん羊の頭の隣です

残り1時間ほどで到着予定だったので歩けたんだけど

足の指負傷ガール優先でした

 

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荷台からの景色は最高…

豪快に車で川を渡るたびにキャーと叫ぶ私たち

の横でGoProを撮るジュジュ

の横には羊の頭

 

Glenorchy(グレノーキー)はロードオブザリングの撮影があった場所みたいで

グレートウォークの1つ”Route Burn Track”の入り口でもあるのです

クイーンズタウンよりも素朴でどこかウェスタンな感じがします

はるかに大きくて近い山に囲まれた湖畔の村は田舎好きの私の中で

トップ3に入る田舎でした

 

 

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誘導してくれるメェーさん達

チェコ語をたくさん学んだよ!

マシュ ロゼプリ ポクロベッツ!

(訳:社会の窓開いてるよ!)

 

お返しに日本語教えてあげました

”パンツ丸見え”(ジェスチャー付き)

 

これで日本人の友達がたくさんできるはず…